革と共に生きる〜レザークラフト〜

レザークラフトの魅力やレザークラフトを通して成長していく様子を書いていきます。

イヤホンコードホルダー

「ブログ始めました」と告知をいっぱいしておきながら、全然更新してませんでした。

 

色々やりたいこともあるのですが、全然できないですね。

 

レザークラフトに没頭すると一日なんてすぐ終わってしまいますし…。

他にもやらなきゃいけないことはあるわけで。

家事とか洗濯とか…。

 

そんな中でも着実に一つ一つ形に残せていければいいなって思ってます。

 

友達とか知り合いに知らせずに、0からインスタを始めてみて、フォロワーさんももうすぐ100人くらいになります。

 

趣味の延長から製作した作品に対して「いいね」を頂けるのは本当にありがたいです。

 

フォローしていただいた方や「いいね」を頂ける方にこの場を借りてお礼を言わせて頂きます。

 

ありがとうございます。

 

ちょと前まではインスタなんて絶対やらないって言ってたのに…。

 

やってみると世界中の人と繋がれたり、色々な方の作品も見ることができたりして、自分の世界が少し広がった感じがします。

 

英語でメールなんて頂いた時には、焦りましたね。

 

その節はGoogle翻訳に大変お世話になりました。(笑)

 

普段英語なんて使ってないと

Nice to meet you.って言われただけでも「何て返せばええんやったっけ??」ってなりますよね。

 

へんな返し方をしちゃったら恥ずかしいって思ってるくせに、実際自分の返答が合ってるのかどうかすら分かってなかったりして。(笑)

 

どうしょーもないですよね。

 

もし英語でトンチンカンな返答をしてもGoogle翻訳は悪くないです。

 

それは私がトンチンカンなだけですから。(笑)

 

むしろトンチンカンの使い方が合ってるのかどうかすら微妙やし。(笑)

 

話が全然まとまらない。

 

とりあえず、イヤホンコードホルダーにいろんな色が増えましたって事が言いたかったんやった。

 

無理矢理かよっ!って突っ込んでみる。(笑)

 

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使い勝手の良いものに仕上がってますので、イヤホンコードを纏めたいなって思ったそこのあなた。是非一度試してみて下さい。

 

あともう一つ。

実現できるかは分かりませんが、フォロワーさんが150人くらいになったらプレゼント企画とかやってみたいなって思ってます。

 

これからも写真はUPしていきたいと思ってますので、お気軽にフォローをお願い致します。

 

まだSNSに慣れませんがよろしくお願い致します。

 

皆様に世界で一つの作品を…。

オーダーメイドの財布

オーダーメイド依頼の長財布完成致しました。

依頼内容は
20代前半
明るめの赤
カードが多く入る
若い子が好きそうな感じ
デザインはお任せというご依頼内容でした。

 

ざっくりとした条件でのご依頼でしたが、かなり可愛い財布ができたと思います。

メイン材料はベルギー産のルガドショルダーを使用し、中地は牛革、YKKファスナーを使用しています。

 

ルガドショルダーは奥行きがあり、銀面の光沢と虎模様がかなりいい感じに透明感、艶感、高級感を演出してくれてます。そして、この革の最大の特徴は、この虎模様は世界に一つしかないということ。オンリーワンです。

 

インデザインに可愛いさと、中地はキャメル色を使用し、色を抑えることでずっと長く使っていけるようなイメージで製作いたしました。

使っていただける方とこの作品の出会いが、今後に繋がる良いものになることを願って…。

 

本日旅立ちます。

 

ご依頼に心から感謝。

 

皆様に世界で一つの作品を…。

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革包丁について

 かなり久しぶりの更新になります。
コロナウィルスの影響で外出自粛されてる方も多いと思います。色々我慢しなければいけないこともありますが、家でも楽しめることを見つけてこの状況を乗り越えられたらいいですね。

医療従事者の方やこの状況下で頑張っていただいてる方々に感謝です。

今日は革包丁についてのお話。

以前の記事で革を切断する際に「OLFAの別たち」という商品を紹介させていただきました。私も現在使用していますが、レザークラフトに携わっている方がなぜ革包丁を使うのかについて考えていきたいと思います。

革包丁とは、革を裁つ(切る)道具です。
メインは革の切断ですが、色々な使い方ができるのが重宝される理由だと思います。
その革包丁についてのメリットとデメリットを書いていきたいと思います。

メリット
・革を安定して裁つことができる。
(刃がしっかりしているので、ある程度厚い革も裁ちやすい。)
・革を漉くことができる。

デメリット
・革包丁は片刃の為、刃が革に垂直にあたるように右側に少し傾けて切る必要がある。
・曲線や型紙通りに裁つには少しコツがいる。
・細かいデザインを切ることはちょっと不向き。
・切れ味を保つ為包丁を研ぐ必要がある。

たぶん形にこだわらなければ、革を裁つことはカッターナイフや別たちでも可能で、むしろそちらの方が使いやすいこともあります。


私が革包丁を使うときは、直線を多用する革を裁つとき、厚みのある革を裁つとき、貼り合わせた革の出っ張りを整えるとき、革を漉く時です。

革を漉くとは
作品を製作する際に、デザインに応じて革を接着する部分などを薄くする必要があります。部分的に革を薄くしたいときの方法です。ガラス板の上などで作業します。

私見ですが、革包丁は部分的に革を薄くしたい時には凄く使いやすいと感じてます。

私のメインの使い方は革を漉くという使い方の方が多いです。(もちろん革を裁つこともします)


刃の角度を変えることで部分的に革の厚みを自由に変えることができます。
この作業性は別たちよりも安定して作業できると思っています。(革包丁の方が刃が厚く安定して革が漉きやすい)

革包丁がとっつきにくい一番の要因は、「包丁を研ぐ」という作業が必要なことですかね。あとは値段もピンキリですし。
よく、革包丁を買ってぜんぜん切れないという人がいますよね。

革包丁は研いで使う事が前庭となっていると思います。

購入した状態で切れ味が悪いというものもあるかもしれませんので、その時は研いであげて下さい。→革包丁は研いで使うということを思い出して下さい。

それだけで革包丁は切れないし使いづらいというレッテルを貼るのはやめましょう。

前置きは長くなりましたが…。

実は私は、革包丁は持っていません!!

厳密には「皮漉き」を研いで使っています。(笑)

レザークラフトを始めた時に革包丁には興味があったのですが、良いものは高かったので、たまたまカインズホームに売っていた皮漉きで代用できないかと考えて買いました。

それがこれです。たしか298円だったと思います。(笑)

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皮漉きと言う名前ですが、刃が鋭利になっているわけではなく、そのままでは全く切れません。スクレーパーみたいなイメージです。

でも、片刃だし形も革包丁にそっくりだったんです。

そして、ダイソーに向かい100円の研ぎ石を買いました。(笑)
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両面で研げますが100 均なので目は粗いです。

そんなん使い物にならないとお叱りを受けるかもしれません。


すごくいい革包丁を使っている人には理解できないかもしれませんが、私はこのスクレーパーみたいな皮漉きで不自由なく作業しています。

つまり、298円のスクレーパーでも使いようによっては革は裁てるし、漉けるということです。

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ということで、私はずっと愛用しております。

もしかしたらすごくいいものはもっと使いやすいかもしれません。


他の革包丁は持っていなくて現状では検証できないのでまたの機会にします。

革包丁は革の切断にはコツがいりますが、慣れれば使いやすいですし、いい道具だと思いますので是非使ってみて下さい。

「長く使い続けられるのには意味がある」ってことですかね。

道具は自分にとって一番使いやすいものを使う事が一番だと考えています。


「高価で材質が良質で良いものはいい」という主張はもちろん「その通り」だと思います。


でも、それが自分にとって本当に使いやすいものなのかは別だし、使い方が間違っていたり、使用する技術を磨くことをしなければ宝の持ち腐れとなってしまいかねません。

色々試行錯誤しながら自分にあった道具が見つかっていくと楽しいと思います。

そんなことを言ってても「いいと言われる道具を使ってみたい」という探求心と欲は無限大ですけどね。

どっちやねん!!

長く使っていくものなので、どうせ買うならばちゃんとしたものを買いましょう。

こんな感じで絞めて今日は終わります。

身の回りにも色んな道具は転がってます。そんなことを考えながら色々な道具を使ってレザークラフトを楽しんでいきましょう。

最後に、革包丁は切れ味が鋭いので、使用する時は注意して下さい。

Stay Home!!

基本道具(革の下処理と接着)

これまで革の切断、革の穴あけについて必要な道具を紹介してきましたが、今回は、革の下処理と接着について、必要となってくる道具を紹介させていただきます。

 

レザークラフトでは、革を貼り合わせて縫い合わせる前に床面を磨くという作業工程が必要となります。これが革の下処理的な工程ですね。

 

なぜ、革を貼り合わせ、縫い合わせる前に床面を磨くことが必要なのか。

 

次の2つの理由を挙げておきます。

①縫い合わせてしまうと床面を磨くことができない部分がでてくる

革の裏目の処理(床面の処理)。

 

革には表面のツルツルした部分と、裏面のザラザラした部分があります。(ツルツルした面を銀面なんて言ったりします。)

 

床面というのは、裏のザラザラした部分です。

床面の処理は裏面のザラザラした部分を処理していきます。

 簡単に考えれば、ザラザラした部分を処理して整えていくって考えれば理解しやすいですね。

 

つまり、床面の処理は革の毛羽立ちを抑えて整えていくこと。

そうすることによって、作品の出来の向上と耐久性を高め保護する役割もあります。

 

作品の質を高め、、耐久性を高めるために床面の処理は欠かせない作業工程になるということですね。

 

この作業をやるかやらないかで作品の仕上がりや、手触りなども大きく変わってきます。

 

作品が完成してから下処理をやっておけば良かったってならないように、しっかりと処理をしていきましょう。

 

今までは床面を処理することの目的や重要性を話してきましたが、次に本題の床面処理で必要な道具について紹介をしていきます。

 

ここからが本題ですね。

 

ここからは、ちょっと普段では使用しない専門的な道具が必要となります。専用な革の磨き材を使っていくということですね。

 

代表的なものにどんな種類があるのかみていきましょう。

 

床面処理、革の磨き材(処理材)の種類。

CMC

トコノール

トコフィニッシュ
などがあります。

(この3つはホームセンターなどでレザークラフトのブースがあれば品揃えされていることが多いです。)

 

それぞれの特徴をみていきます。

①CMC

革のコバ、床面の毛羽立ちをおさえる粉末の磨き剤です。水またはお湯に溶かして使用します。溶かす割合を調整できるので、好みの濃度に調整する事が出来ます。溶解後は透明の液体になり、臭いもなくなります。

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②トコノール

床面・コバの仕上げ剤です。のばすように床面・コバに塗り、生乾きの状態でよく磨きます。トコ面を美しく仕上げる効果、革の保護や防汚効果があります。白い液体です。

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 ③トコフィニッシュ

革の床・コバ磨きに使用します。
毛羽立ちを押さえ、滑らかで艶やかに仕上げる無色透明の磨き剤です。
水性で臭いもなく、安全に使用できます。床面の手羽立ちを抑え、革に艶を出してくれます。


 

 私は、3つとも使用させていただきましたが、私のおすすめはCMCです。

 

メリットはコストパフォーマンスと好みの濃度に調整することができるということです。(1個あれば結構な量を作ることができます。)

 

デメリットは、水またはお湯に溶かす必要があることで、完全に溶けるまでに時間がかかってしまうということが挙げられます。

使用方法:CMC3gに水か湯200ccを加え、半日放置して完全に溶解させから使用。

(詳しい使い方については別の機会に説明させていただきます。)

 

あとはトコノールもあると便利です。

色をつけることで、染色しながらのコバの処理にも使用できます。

 

ガラス板

次に必要となるのはガラス板という道具です。

革にトコ面処理材を塗ったあと、床面を滑らかに仕上げるという工程に移ります。

そのときに、厚みのあるガラス板という道具を使ってトコ面を磨いていきます。

この道具を使用することで、広い範囲を均等な力で磨くことができます。

また、この道具は革を漉く時に漉き台として使用したりします。


 

 

代用品もあるかもしれませんが、トコ面の処理材とガラス板は基本道具なので用意することが必要ですね。

 

そして、トコ面の処理が終わったら、革と革を貼り合わせます。(うまく貼り合わせるコツは別の機会に説明します。)

 

革と革を張り合わせる接着剤は主に2種類あります。

ボンド系:木工用ボンド、Gクリヤー、G17等

ゴムのり

 

用途的にはほぼ同じですが、ボンド系は革同士を貼り合わせるときや糸をとめるとき、裏貼りするときに使用します。しっかり貼り付けたいときに使用するイメージですね。

ゴムのりは、ボンドで接着しづらい箇所や仮止めするときに使用します。

ヘラ(ボンドやゴムのりを塗るときに使う)があれば便利です。

 

この中で私が主に使用しているものを紹介しておきます。

①Gクリヤー

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 ②G17


 

 ③木工用ボンド 

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この3つは所有しながら用途に合わせて使用しておりますが、Gクリヤーと木工用ボンドがあればこと足りると思います。

 

今回は革の下処理と接着について必要となる道具を紹介させていただきました。

ここで紹介している道具は私が使用したことのあるものだけを紹介しております。

 

一緒に勉強しながら楽しいレザークラフトライフを楽しみましょう。

 

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基本道具(穴を開ける道具)

次に紹介していくのは、革に穴を開ける道具を紹介していきます。

ここから一気にレザークラフトって感じになっていきます。

 

ここでちょっと復習ですが、革を縫うときにはそのまま縫えないのを知っていますか?

 

革は厚く丈夫なので、穴を開けずに縫おうとしても針が革を突き抜けてくれません。

(これは手縫いの話で、ミシンで縫う際は事前に穴を開ける必要はありません。)

 

そうなると革に穴を開けるにはどうしたいいんだろう?

革に真っ直ぐ穴を開けるにはどうしたらいいんだろう?

 

って疑問が湧いてきます。

 

今回は、そんな疑問を解消しつつ、革に穴を開ける際に必要になってくる道具と関連する道具を中心に紹介させていただきます。

 

①菱目打ち

これは、革に穴を開ける際に一番使用する道具です。刃先が菱形になっています。

刃先が菱形になっているため、綺麗な縫い目ができます。

注意点は、必ず刃が同じ間隔の物を用意して下さい。(刃の間隔もそれぞれ違います。私の場合は2㎜と4㎜を使用することが多いです。)

 

様々な刃の本数の菱目打ちが市販されていますが、ホームセンター等で買える商品は4本目打ちの物が多いです。そして、革のカーブに使う際は2本目打ちを使用します。

(1本目打ちを使用することもあります)

 

刃先の数が多ければ多いほど、一回で穴を開けられる数が多くなるということですね。

必須としては4本目打ちと2本目打ちがあればなんとかなります。


 

 

②丸ぎり、菱ぎり

丸ぎりとは革に印をつけたり、型紙を当てて裁断線を引く時や、菱目打ちで穴をあけて針が通りにくい場合に、穴を大きくしたりする時に使用します。

 

菱ぎりとは、菱目打ちで穴を開けた際に針が通りにくい場合に、穴を大きくするときなどに使用します。丸ぎりと菱ぎりを使ってそのまま穴を開ける事もできます。

 

私の場合は、丸ぎりを使用しています。小さい小物などを作成する際は、菱目打ちの間隔より小さい穴を開ける必要が出てきますので、直接丸ぎりを使用して穴を開けていくこともあります。(注意点は菱切りには刃の大きさが様々なので、自分の持っている菱目打ちと同じ大きさの刃の大きさを選ぶ必要があります。) 

個人的には丸ぎりが1本あればいいと思います。(写真のものは100円ショップにも売っていたものです。)

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③ゴム板

菱目打ちや丸ぎり、ハトメ抜きなどで穴をあける時に使用します。

ホームセンターなどでも売っていますが、安定性を考えると厚みがしっかりあるものを選ぶほうがいいです。

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ちょっと使い込まれていますが現在使用しているものです。

 

④ゴムハンマー

菱目打ちや丸ぎり、ハトメ抜きなどで穴を開ける時に使用します。また、ホックやカシメ等を取り付ける時にも使用します。

種類は木槌やプラスチック等ありますが、私はゴムハンマーを使用しています。

ゴムハンマーでは叩く時の音が軽減されるので使っています。

どのハンマーを使うかはお好みで自分の好きなものを使用して下さい。

(こちらも100円ショップでそろえる事ができます。)

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使い方のイメージはこんな流れになります。

 

ゴム板を下に敷く→革を上に置く→菱目打ちを当てて→ハンマーで叩いて穴を開ける

 

革に穴を開けるだけでも道具がすこしづつ増えてきましたね。

 

革に穴を開けるのに必要な道具をまとめてみましょう。

①菱目打ち(4本目打ちと2本目打ち)

②丸ぎり(菱ぎり)

③ゴム板

④ゴムハンマー(木槌等)

必要に応じて自分の使いやすい道具を揃えていくのも楽しいです。

 

とりあえずレザークラフトを初めてみたいという方にはセット物もありますので、まずはそちらを購入してみましょう。

私は単品で揃えていきましたが、セット物の方が安く済むかもしれません。


 

 

一緒に勉強しながら楽しいレザークラフトライフを楽しみましょう。

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基本道具(切断道具)

レザークラフトで使用している基本道具を紹介します。

 

本日は、裁断道具を紹介していきます。

 

裁断道具は革を切る道具で、よく一般的に紹介されているのは革包丁とかですね。

 

革包丁は革を切断したり、革を漉いたりできます。ただ切れ味を維持する為に、包丁を研いだりちょっと手間がかかります。

そうゆうのが好きな人は職人って感じでいいかもしれませんね。

 

ただ、私はそうゆうところにはこだわりがあまりないので、革を切るという本来の目的を果たしてくれることだけに集中できるものを使っています。(その目的を果たすことにストレスが無いものを使いたいと思っています。)

 

自分にとって一生使えるような革包丁にも憧れますが…。

 

私の中で3つのおすすめの商品を紹介していきます。

①オルファ(OLFA)別たち

これは、革包丁の代わりに使っている道具で、切る、経つ、削ぐ、はがす、削るなど、

幅広い用途に使える替刃式皮たちです。

 

後述するカッターなどは細かい作業には使いやすいですが、大きい革を切るときや、最後に革の断面を揃えたいとき、また革を漉く作業には必ずと言っていいほど必要となります。

 

一番のメリットは切れ味が抜群なこと、そして切れなくなってきたら、刃を替えてしまえばいいということです。

 

このメリットはとても大きくて、まさに革を切るという目的をストレス無く果たしてくれます。レザークラフトの初心者の方にも、是非用意してもらいたい道具ですね。

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オルファ OLFA(オルファ) 別たち 56B  4901165103109
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 次に紹介するのは。

②オルファ/デザイナーズナイフ 

これは、細かい作業をするのには本当にオススメです。
口金が刃をしっかり固定するので刃がガタづかず、力を入れるのに安定感があります。そして、刃が小さいですが、切れ味が良いです。小さい作品を作る時には必ずといっていいほど使用しています。今のメインの一つですね。
 
メリットはやはり細かい作業のしやすさと切れ味ですね。そして、切れなくなったら刃を替えれば、切れ味をすぐ取り戻すことができます。替刃の交換も簡単にできます。
私には持ち手の硬さとかも丁度良く、一番使用頻度が多い道具の一つです。
 
もう一つレザークラフトで使えるポイントは、別売りのデザイナーズナイフ替刃には針がついています。
 
私の場合は、このデザイナーズナイフを2個購入し、1つはナイフとして革の切断、もう一つは針を付けて、作品の型紙に合わせて革を切る際の線を引く時に使っています。
 
そして、本体付属の保護キャップはデザイナーズナイフ替刃ケースを使えば、ナイフスタンドになるという事もいい点です。(替刃は必要なのでセットで購入しておきたいです。)
 
デメリットは刃が小さい分、刃先が折れやすいです。

 


 

 

③刃が固定できるカッターナイフ

最後に紹介するのは、刃が固定できるカッターナイフです。カッターナイフはどんなものでも自分の使いやすい物を使えばいいと思います。だだ、刃が固定できるカッターナイフがおすすめです。分厚い革を切る時は少し力をいれますので、力を入れた時に刃がぐらついては切ることに集中できないですよね。

 

私の場合は、別たちとデザイナーズナイフをメインで使用し、カッターナイフは補助的な道具として使用しています。

どちらかと言えば、カッターナイフは型紙を切る際に使用していることが多いです。

 

デザイナーズナイフとカッターに共通している一番のメリットは、定規が使えるということです。真っ直ぐに切断する際に、定規を使って切れば、正確に切断できます。

別たちや革包丁などはフリーハンドで切ることが多いので。

 

私の場合は、最近は切断の際には定規を使わずフリーハンドで切断していますが。

(慣れるまでは定規を使って切れるというメリットは大きいです。)

 

基本的には上記に紹介した3つの道具があれば、革を切断するという基本的な事は、ほぼすべてできます。

 

革を切るという作業はとても重要で、正確に切れるかどうかは作品の良し悪しにも影響します。

 

どんなにいい型紙があっても、どんなに正確な線が引けても、正確に切ることができなければ、作品を作ることは難しいですよね。

 

革を切り出して、貼り合わせて縫う作業をする際に、型紙通りに切れなかったり、同じ形と大きさのものが作れなかったらいい作品を作ることはできません。

 

まとめとして、道具を選ぶポイントを挙げておきます。

①しっかりと切れるもの(切れ味と安定感)

②安全で使いやすいもの(ケガ防止)

③維持が楽なもの(コストが安い)

④自分にとって使いやすいもの(ストレスなく使える)

 

こんなポイントで自分なりの道具を見つけてみてはいかがでしょうか。

 

レザークラフトの道具は、用途に応じていろいろなものが市販されていますが、最初から全部揃える必要はないと思います。

これから最低限必要な道具を説明していきますので参考にして下さい。

 

ただ、すぐにレザークラフトを試してみたい方はレザークラフトセットを買うのもいいかもしれません。


 

 自分の相棒となる道具なので、いろいろなモノを試しながら自分にとって最適な道具を探すのも楽しいですよね。

 

今回は、革の切断道具に注目して3つ紹介させていただきましたが、上記の3つは私が現在進行形で普段から使用している道具の中で、使用頻度が一番多い道具を紹介させていただきました。

 

皆さんも自分なりの楽しいレザークラフトライフを楽しんで下さい。 

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ニーズとコミュニケーション

レザークラフトを通して色々な方と接する機会があり、オーダーなどを通して依頼主とお話しをさせていただく機会事も多くなりました。

 
形、機能性、デザインなど様々な「こだわり」があり、多種多様で面白い反面、大変な部分もあります。
 
やり取りの中で一番感じる事は、「コミュニケーションって大事だな」ってことに痛感させられます。
 
いかに依頼主の方とのラポールを形成できるか、また依頼主のニーズを読み取る力が重要になってきます。
 
それが分からないと、ただの自己満足になってしまいます。
 
依頼主の方の要望に対して、その要望を答える為にどうしたら良いかを考える。
 
『私はこれを作りたい』って気持ちは置いておいて、依頼主の要望に即した提案ができること。
 
そんな姿勢が大事だということを考えさせられます。

 

 
 
そこに、『いいモノを作りたい』とか『長く使えるモノを作りたい』とか『可愛いものを作りたい』とか…製作者の感性とこだわりが乗っかった時、2つの価値観が融合した作品が生まれる。
 
その瞬間が一番面白く、自分一人で作っているモノとは違ったモノができる魅力があります。
 
製作しながら、依頼主が手に取った時どう感じるかを自分なりに想像する。
 
そんな過程を経て、一つ一つの作品が生まれていく。
 
依頼主と製作者の想いが詰まった作品は、たとえ見た目は同じだとしても『世界に一つの作品』と言うことができるのではないでしょうか。
 
製作者が依頼主の為に製作したという価値観は『これは自分だけのモノ』という、所有欲を満たしてくれるかもしれません。
 
それだけでも依頼主にとっては、特別なモノになるのではないでしょうか。
 
だから、製作者は依頼主のニーズをしっかりと読み取って製作することが大事なんだと思います。
 
その作品とともに、正の感情が一緒に残るように。
 
気持ちは見た目では分からないかもしれない…。
 
でも気持ちを込めて、一つ一つ作品を製作していきたいと思っています。
 
オーダーメイドのスマホケース
 

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