革と共に生きる〜レザークラフト〜

レザークラフトの魅力やレザークラフトを通して成長していく様子を書いていきます。

才能ってなんだろう?

最近、よく言われること。

 

『〇〇さんはいろんな才能があっていいよね』

『自分にはそんな才能ないからできないわ』

 

才能があっていいよねって言われることは正直嬉しいです。

でも、そうやって『才能』がないから自分にはできないと決めつけしまう。

 

確かにレザークラフトや音楽など様々なことをやってきて、それを形に残すことができてきている点では、それが才能の上に成り立ってるという見方もできるかもしれません。

 

でもやっぱりモヤモヤというか、引っかかる部分がよくあります。

 

皆さんもそうだと思いますが、何かをやり遂げることや、形に残す為には時間が必要です。

つまり、自分の時間を多く費やして、成し遂げた結果の評価に対して、才能が付随してくるのではないのでしょうか。

 

すごくいいモノができたら、そのモノを作った人が賞賛され、才能があると言われる。

 

すごくいい人材を育てることができたら、その育った人材が評価され、育てた人が育てる才能があると言われる。

 

だって、他者が評価できるモノが無ければ、才能があるかどうか判断する材料が無いですよね。

 

一つの作業を10年間続けることができたなら、その人は、その作業のスペシャリストになる可能性が非常に高くなると思います。

 

そこに向上したいという意識が加われば可能性がさらに高くなると思います。

 

私みたいな人間は、そうやって考えて、失敗して、また考えて…。

 

時間を費やしている分、いろんなモノを犠牲にしていることもあるのかもしれない。

 

でも、その過程を繰り返しながら多くの時間を費やしてきたことが、やっていない人との差につながっているのだと思います。

 

例えばプロのピアニストやギタリストだって、一日10時間以上の練習をしているって言いますよね。一方、1日30分しか練習をしていない人と比較した場合、どちらが上手くなる可能性があるかは想像できると思います。

 

もちろん、時間を費やさなくたってできる人はいるのも事実だと思いますが…。

 

才能があると言われる人が共通してやっていることはなんだろう…。

向上心と探求心をもって努力し続けられること。

そして、それを継続し続けていけること。

この2つが重要なのかもしれない。

 

私は、自分に才能があるかないかなんて正直分からないです。

やってみないと自分自身のことだって分からないんです。

 

でも今まで言ってきたように、考えながら物事に向き合っていく。

 

そんなことをやっていたら、今みたいに色々なことがある程度できるようになっていました。

 

もし、『自分には才能が無いからできない』と思って、やる前から諦めてしまう人がいるならば、それが、自分にとって好きな事ややりたい事であるならば、とりあえず続けてみるのもいいかもしれませんね。

 

『継続は力なり』

 

続けていけば、ある時、その技術が周りの人より秀でていることに気付くかもしれない。

 

そうしたら自分が周りよりできることがモチベーションになって

もっと上手くなりたいという欲求が出てきて

自分よりできる人がいることに気付いて落ち込んで

でも、その人にもっと近づきたいと思うように頑張って

その道で何かを成し遂げる人になれるかもしれません。

 

私にはもっともっと遠くのお話…。

 

人生は一度きり。

 

何かをやらないで『あの時やってればよかったな』って後悔するならば、

 

やってみて『何であんなことしちゃったんだろ』って後悔する方がいい。

 

そっちの方が成長して前に進める気がするから。