レザークラフトで使用している基本道具を紹介します。
本日は、裁断道具を紹介していきます。
裁断道具は革を切る道具で、よく一般的に紹介されているのは革包丁とかですね。
革包丁は革を切断したり、革を漉いたりできます。ただ切れ味を維持する為に、包丁を研いだりちょっと手間がかかります。
そうゆうのが好きな人は職人って感じでいいかもしれませんね。
ただ、私はそうゆうところにはこだわりがあまりないので、革を切るという本来の目的を果たしてくれることだけに集中できるものを使っています。(その目的を果たすことにストレスが無いものを使いたいと思っています。)
自分にとって一生使えるような革包丁にも憧れますが…。
私の中で3つのおすすめの商品を紹介していきます。
①オルファ(OLFA)別たち
これは、革包丁の代わりに使っている道具で、切る、経つ、削ぐ、はがす、削るなど、
幅広い用途に使える替刃式皮たちです。
後述するカッターなどは細かい作業には使いやすいですが、大きい革を切るときや、最後に革の断面を揃えたいとき、また革を漉く作業には必ずと言っていいほど必要となります。
一番のメリットは切れ味が抜群なこと、そして切れなくなってきたら、刃を替えてしまえばいいということです。
このメリットはとても大きくて、まさに革を切るという目的をストレス無く果たしてくれます。レザークラフトの初心者の方にも、是非用意してもらいたい道具ですね。
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次に紹介するのは。
②オルファ/デザイナーズナイフ
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③刃が固定できるカッターナイフ
最後に紹介するのは、刃が固定できるカッターナイフです。カッターナイフはどんなものでも自分の使いやすい物を使えばいいと思います。だだ、刃が固定できるカッターナイフがおすすめです。分厚い革を切る時は少し力をいれますので、力を入れた時に刃がぐらついては切ることに集中できないですよね。
私の場合は、別たちとデザイナーズナイフをメインで使用し、カッターナイフは補助的な道具として使用しています。
どちらかと言えば、カッターナイフは型紙を切る際に使用していることが多いです。
デザイナーズナイフとカッターに共通している一番のメリットは、定規が使えるということです。真っ直ぐに切断する際に、定規を使って切れば、正確に切断できます。
別たちや革包丁などはフリーハンドで切ることが多いので。
私の場合は、最近は切断の際には定規を使わずフリーハンドで切断していますが。
(慣れるまでは定規を使って切れるというメリットは大きいです。)
基本的には上記に紹介した3つの道具があれば、革を切断するという基本的な事は、ほぼすべてできます。
革を切るという作業はとても重要で、正確に切れるかどうかは作品の良し悪しにも影響します。
どんなにいい型紙があっても、どんなに正確な線が引けても、正確に切ることができなければ、作品を作ることは難しいですよね。
革を切り出して、貼り合わせて縫う作業をする際に、型紙通りに切れなかったり、同じ形と大きさのものが作れなかったらいい作品を作ることはできません。
まとめとして、道具を選ぶポイントを挙げておきます。
①しっかりと切れるもの(切れ味と安定感)
②安全で使いやすいもの(ケガ防止)
③維持が楽なもの(コストが安い)
④自分にとって使いやすいもの(ストレスなく使える)
こんなポイントで自分なりの道具を見つけてみてはいかがでしょうか。
レザークラフトの道具は、用途に応じていろいろなものが市販されていますが、最初から全部揃える必要はないと思います。
これから最低限必要な道具を説明していきますので参考にして下さい。
ただ、すぐにレザークラフトを試してみたい方はレザークラフトセットを買うのもいいかもしれません。
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自分の相棒となる道具なので、いろいろなモノを試しながら自分にとって最適な道具を探すのも楽しいですよね。
今回は、革の切断道具に注目して3つ紹介させていただきましたが、上記の3つは私が現在進行形で普段から使用している道具の中で、使用頻度が一番多い道具を紹介させていただきました。
皆さんも自分なりの楽しいレザークラフトライフを楽しんで下さい。