革と共に生きる〜レザークラフト〜

レザークラフトの魅力やレザークラフトを通して成長していく様子を書いていきます。

何かを始めるということ

自分が何かを始める時に、多くの人はどう考えて行動するのか。


何も考えずに、「やってみたい」という衝動に任せて行動する人。


しっかりと慎重に考えて、計画を立てて行動する人。


人それぞれ考え方は様々だと思います。


でも、一番もったいないと思うのは『考えているだけでやらずに終わってしまう事』ではないでしょうか。


もちろん経済面や色々な事情で出来ない事はあるかもしれません。


もし、興味があるのにやらないとするならば、その人の可能性を狭める事になるのではないかって思います。


だって、世の中やってみなければ分からない事なんていっぱいありますからね。


実際に頭の中で想像している事と、やってみたら違ったなんて事は多くあると思います。


それを知らずに、頭の中だけで決めてしまうのはもったいないのではないかって思います。


私はどちらかといえば、慎重に考えずに行動をしてしまうタイプです。


それはそれで失敗する事も多いですが、その分学べる事も多くあったなって思います。


もし、レザークラフトを始めようと思っている人がいるならば、まずは体験してみたらいいと思います。


レザークラフト講座に足を運んで体験するのもいいと思います。


そして、面白いと思ったならば、あとは上手くなりたいという向上心と探究心が後押ししてくれるはず。


一歩踏み出してから、自分に合うか合わないかを決めてもいいと思いませんか。


何かを始めてみようと考えた時、それはあなたの可能性が広がるスタートライン。


興味は自分の経験を広げる第一歩。


『何かを始めるということ』にこのブログが繋がれば幸いです。

固定概念

『何かを作るとき』や『何かを考えるとき』にどうしても考えてしまう固定概念。

 

これはこうじゃないとあかん。

 

これは常識やから…。

 

って思いこんでしまうと、どうしても視野が狭くなるような気になります。

 

型に当てはめてしまうのが一番簡単でやりやすい。

 

でも、そうすると型にはまった事を考える事が目的になり、それを埋める事が目的になる。

 

本当に必要な事を見落としたり、考えなくてもいいような余計な事を考えたりしてしまう。

 

時には枠にとらわれない発想で物事を進めてみるのもいいかもしれませんよ。

 

そこから生み出される物はきっと面白いはず。

 

それが、私が新しい作品を生み出していく心構えみたいなもんです。

 

使い勝手が良い作品。

 

デザインが良い作品。

 

機能性が良い作品。

 

手に取った人がどう感じるのか。

 

メッセージを込めた作品を生み出していきたいと思っています。

 

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財布のオーダーを受けて作った作品。

 

シンプルなのがいい事だってもちろんあります。

 

引き渡しから2年経った今でも使っていただいてました。

 

『長く使ってもらえたらええな』ってメッセージはちゃんと届いてた。

 

大切に使ってくれてありがとう。

試行錯誤

今回は試行錯誤のお話をします。

 

この頃はネットの普及や販売手段が広がった事により、多くの方が手軽に自分の製作した作品を販売できるようになってきました。

 

自分もその流行に乗ってる一人にすぎませんが…。

 

でもそうなると同じような作品がどうしても多くなってしまいます。

 

実際、世に出回っている商品の形や色が使いやすいからって事なんやと思いますけどね。

 

『間違いない』ってヤツです

 

私も一般的な形の商品ももちろん作りますし、それを否定する気持ちは一切ありません。

 

けど、やっぱりちょっと捻くれ者なんで、人とは違うデザインで使いやすい物を作ってやろうって思うわけです。

 

前に書いたかもしれませんが、ハンドメイドの魅力って自分でデザインして自分の好きな形のモノを作れちゃうって事やから。

 

イメージとしては、私の作品を買ってくれた人がいるとして、その作品を友達とか他の人が見た時に、『それどこで買ったん?』って言われるような…。

 

『なんか変わってるね』って言われるような…。

 

さりげなく持ってて『ええなぁ』って思ってもらえたらいいんです。

 

そっから話が広がったら、それだけでも自分が作品を製作した価値がもあると思ってます。

 

それ故に、『それダッセェ』って言われないように気を付けないといけませんけど…。

 

人とは違うデザインを製作しようとしても、一番最初に辿り着くのはやっぱり一般的に『売れている』商品なんですよ。

 

万人に売れている商品には売れているだけの理由があると思います。

 

そこには新しいモノを生み出す色々なヒントが詰まっているんです。

 

その理由を自分なりに研究して、そこからさらに試行錯誤を繰り返す事によって新しい作品が生まれてくるのだと思います。

 

今回はそんな試行錯誤から生まれた【イヤホンホルダー】を紹介させていただきます。

 

何の変哲もない普通のイヤホンホルダーに見えますが…。

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これは裏面です。使い方は…。

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まず、両方のバネホックを外してコードを巻きつけます。

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そして両方のバネホックを留めるだけです。 簡単!!

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こうやって取り付けたまま長さを調整して使うことももちろんできます。

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二つのパーツは取り外せるので、上手く巻けなくたって取り外せば簡単に巻き直しもできちゃいます。

 

自分も使ってますが、簡単便利のアイテムです。

 

今後も『ありそうでなかった商品』そんな作品も作っていきたいと思います。

 

本革ミンティアケース

今回はミンティアをちょっとオシャレにする革のミンティアケースを製作しました。

 

現在、様々なミンティアが発売させていますが、私はアクアスパークが好きで結構買ってしまいます。

 

爽快感はあまりないですが、ソーダタブレットとしておいしいので、ついつい食べ過ぎちゃうんですよね。

 

ミンティアのお話はこれくらいにして、  肝心の商品情報を書いておきます。

【商品情報】

 

プリント革を使用したミンティアケース

サイズ:縦約8.5cm、横約5.5cm、幅約1cm

こちらも完全ハンドメイドでクラフト社のロウビキ糸(細)を使用し、手縫いで仕上げています。

 

こんな感じ。

 

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裏面にはストラップ等を付けられるリングを取り付けてあります。

 

色々なミンティアにぴったりサイズです。

 

一つ一つ心を込めて製作しております。

 

是非、ミンティアを購入した際に、こちらの革のミンティアケースを思い出していただけるとありがたいです。(笑)

 

最後にちょっと聞きたい事があります。

ミンティアフリスクを食べるとクシャミが出るのはなんででしょうか??

『価値観』と『もの作りの精神』

レザークラフトで販売に携わることになると、色々考える事も多くなります。

 
たぶん『何が売れるんやろ?』って事を一番に考えちゃう人が多いと思うんですよね。
 
『売れる革小物』とか『売れるアクセサリー』とかネットで検索しちゃったりして…。
 
実は自分もその一人なんですけどね。笑
 
まぁ、やる以上売れて利益が出なかったらやってる意味ないやろって怒られちゃいそうですけど。
 
そんなん分かってるもん。
 
でも実際やってみると難しい…。
 
こんな葛藤を抱えてる人って結構多いかもしれません。
 
色々思い悩んだり、行き詰まったりしてしまっている時も、そうでない時も、なんか欲しい物がある時、皆さんはどんな風に頭の中で想像を膨らませて考えていますか?
 
『この商品めっちゃ高いから買えやんなぁ』
 
『あかん…これ高いけどめっちゃ欲しい』
 
『このデザイン誰が考えたんやろ?』
 
『これはちょっと好きじゃないな』…etc
 
そうやって検索したりしてて自分が『ええなぁ』って思ったり、『よくないな』って感じる事が自分の『価値観』なんだって思いませんか?
 
どんなに高級な物やブランド品であったとしても、自分にとって興味の無いものだったら、自分はその商品に価値を見いだすことはできないし、他の人からみて『いらない物』だとしても、自分には値段関係なく欲しい物っていうこともあるわけですよ。
 
有名なブランド品→お金持ち→それを持てる事がステータス→優越感っていう価値観もあるかな。
 
色々考えてみると、『価値観』って面白いですよね。
 
だから、どんな商品だって『売れる物』に変わる可能性は秘めてると思うんです。
 
世界中の人々の中で、一人くらいは『欲しい』って思ってくれる人もきっといるはず…。
 
いなかったらめっちゃ悲しいですけど…。笑
 
数ある同じような作品の中で『自分の作品を見てもらって、選んでもらう』って事が一番難しい事なんじゃないかな。
 
そんな風に考える事がよくあるので…。
 
とりあえず今は『自分が欲しい』って思える作品を作りたいって思ってます。
(オーダーメイドの時は少しでも依頼者の願望に添えるように製作しますよ。)
 
すでに一人は欲しいって思ってる奴がいるわけですよ…。→それは自分ですけど。笑
 
これを本業にされてる方には『考えが甘い』ってきっと思われちゃうかな。
 
でも自分の場合は、そうじゃないと製作意欲が湧かなかったりするんで、しゃーないんです。
 
いつも作品を納品する時には、『自分が使いたいなぁ』って思ったり、『売るのをやめとこかな』って思ったりします。
 
でもそうやって思える事が、すごい大切なんじゃないかって思うんです。
 
それが今の自分の『モノづくりの精神』なんです。
 
そうやって思う度に、『ええもんが作れた』って実感する事ができるんですから。
 
結局は自己満足なのかもしれませんけどね。
 
 『価値観』は人それぞれなんですから、自分以外の価値観を否定する事なんてできないはず。
 
色んな価値観があっていい。
 
だから自分の作品を購入していただいた方には感謝してます。
 
その人の『欲しい』っていう『価値観』と、自分が作った作品の価値が合致したわけですから。
 
色んな作品の中から自分の作品を選んでもらえたわけですから。
 
やっぱ嬉しいです。
 
自分の『モノづくりの精神』(土台)をしっかり持って、これからもモノづくりをしていきたいと思います。
 
一品入魂!
 
ちょっと頭を使ったらお腹が空いてきましたか?
 
こないだ富里のジョイフル2の中のジャパンミートさんに行った時に、思わず買ってしまったお弁当…。
 
ジャンボ唐揚げ弁当!!
 
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この唐揚げの存在感。
 
まさにジャンボ唐揚げ弁当の名にふさわしい風格ではございませんか。

デカすぎやろっ!!
 
このお弁当との出会いも、私の『食べてみたい』っていう価値観と商品の価値が合致した瞬間ですね。
 
もちろん完食しましたよ。
 
『ジャンボハンバーグ弁当』も気になる…。笑

オーダーメイドの腕時計

今回は以前お世話になっていた雑貨屋さんを通してオーダーを頂いた時計をご紹介させていただきます。

 

格安で時計のトップを仕入れる事ができたので、お客様にお気に入りを選んでいただき製作しました。

 

サプライズのプレゼントで送るということで、今回もデザインはお任せで。

 

いつも通り気持ちを込めて製作しました。

 

そして後日…。

 
『この前の時計のオーダーのお客様、すっごい喜んで写真を送ってくれましたよ。サイズもぴったりでした』
 
って言っていただきました。
 
ありがたいっす。
 
自分の作品を見た瞬間にテンションが上がってくれたとしたら、それを考えるだけで喜びはひとしおです。
 
サドルレザーを染色し、手縫いで仕上げております。
 
もちろん同じ物は今後も作ることができない世界で一つの作品です。
 
時計のお客様の作品がこちら
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革のエイジングも楽しみながら、ずっと長く身につけてもらえると嬉しいな。

ハートのキーケース

は今回も作品紹介です。

 
仲良し姉妹にサプライズでプレゼントをしたハートのキーケースです。
 
6連仕様のキーケースで、家の鍵と車の鍵の両方を取り付けて使用できます。
 
車の鍵は取り外せる仕様。
 
片方だけなら普通のキーケースですが、2つ合わせるとハートの形になります。
 
とても喜んでいただきました。
 
お互いに離れた所にいても、会った時に見せ合って話のネタになったらええな。
 
それだけでもこの作品を作った価値はあるかなって思います。
 
いつまでも仲の良い姉妹でいられますように。
 
そんな願いを込めて。
 
一品入魂で頑張ります。
 
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